2025/08/16
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ホームページは、パンフレット等のグラフィックデザインとは違い、HTMLというコードで制作・表示されています。
HTMLは簡単というお話も耳にしますが、その理由は「ある程度適当でも何とかなる」という事からそう言われているのではと感じます。
プログラミングと違い、無理やりどうにかしようとすると「どうにかなる」のです。
保守作業や更新作業を引き継いだり、バージョンアップのためにコードを引き継いだりする機会があるのですが、HTMLやCSSはルールが曖昧なところがあり、かなり乱雑なコードを見る機会も少なくありません。
ノーコードツールにもよくあるケースですが、見た目は最新のかっこいいデザインでもコードが乱雑で更新がしにくい、メンテナンスが難しい、表示速度が遅い、SEO上位に表示されない、表示が崩れてしまうなど色々なご相談をいただきます。
簡単に作られたWEBサイトは、ファストファッションの洋服のように感じます。
「見た目は、今っぽくお洒落。でもすぐに着れなくなる。」
逆に考えると、広告運用で使用する一時限りのLP(ランディングページ)の場合は、ファストファッションでも良いのかもしれません。
自分自身の会社やお店のように、長く大切に育てていきたいコーポレートサイトの場合は、きちんとしたこだわりのオーダースーツのように仕立てていただきたいと感じます。
きちんと仕立てたスーツは、メンテナンスが効き長持ちします。多方向からの評価も上昇します。
コードはスーツに例えると、生地や縫製・パターンの部分ですね。
SEO対策(検索上位表示対策)では、もちろん見出しタグ等の設定も必要ですが、最近のGoogleの評価は、「人気のあるサイト」だそうです。
「人気のあるサイト」を作るには、ユーザーにもGoogleにもきちんと伝わるデザインとコードが必要です。
お客様にきちんと評価され、人気がある =(イコール)信頼性ということですよね。
きちんと作られたWEBサイトはコンテンツやページの追加、更にはデザインを少し変えたい等の対応も容易です。
大切に育てていくことができます。
冒頭でご説明したように、WEBサイト制作はノーコードを使用したり、無理やりどうにかして作ることができるため、誰にでもできてしまう。そのため制作費用もピンキリなのかなと感じます。
良い商品やサービスを伝えるためのホームページです。
デザインにもコーディングにも細部へのこだわりが強いため(笑)、ファストファッションのような低価格には対応できませんが、上質なコスパ良いサービスをご提供できるように努力して参ります。